RFAグループがデザイン協力をした「Okinawa JAZZ Festival 2016」の会場レポート
「RFA OKINAWA」プロジェクトの一環で、11月13日(日)に開催された「Okinawa JAZZ Festival 2016」のwebサイト、ポスター、フライヤーを弊社デザイナー・北浜が製作いたしました。
「Okinawa JAZZ Festival 2016」は、沖縄で初めてのジャズフェスティバル。今回は、フェス当日の様子と、主催者へのインタビューをお届けいたします。
11月13日(日)、世界遺産に登録されている沖縄県北部今帰仁村「今帰仁城跡」の特設会場にて、初のJAZZフェスティバル「Okinawa JAZZ Festival 2016」が開催されました。特設会場はステージ後ろに城壁がそびえたつ、神秘的な空間。この日は、青空と時折吹く風が心地よく、これ以上のフェス日和はないといっていいくらいのコンディションでした。
「北山の風」
トップバッターは、地元今帰仁村を中心に活動する現代版組踊「北山の風」。今帰仁村の中高生の力強くダイナミックな演技と、女性ボーカルの繊細な歌声のコントラストが印象的でした。
「ヨリス・ポスティムスグループ」
2番手はオランダを代表するサックス奏者のヨリス・ポスティムスとボストン・バークリー音楽院卒の徳田雄一郎によるツイン・サックス。これぞJAZZ!といったカッコイイ曲の数々で、ソロパートも最高にクールでした。
「川満睦」
高い空にピアノの音色が響き渡り、天に抜けていくような感覚に。ちょうどランチタイム後ということもあり、オーディエンスものんびり聞いているようでした。中には、あまりにも心地の良い気持ちよくて寝てしまいそうな人も?ピアノの音色とは対照的な控えめなMCのギャップもまた良かったです。
「KONKOBA」
ギニア出身のママディコナテを中心としたイケメン3人と女性2人の構成の「KONKOBA」は、ダイナミックなアフリカンビートの音楽が印象的。ダンサーのコテナ夏子さんはステージを降り観客をダンスに誘い、会場を盛り上げていました。
「荒武カルテット」
会場が温まりはじめたころに登場したのは、「荒武カルテット」。ピアノとサックスの音色と夕暮れのオレンジ色がマッチして素敵でした。
「昭和こどもバンド」
夜になり、幻想的にライトアップされたステージに登場したのは「昭和こどもバンド」。ギターの橋本信二さんを中心に、メンバー全員が還暦を過ぎた代大ベテラン。1曲目から橋本さんのコミカルな動きと、陽気な演奏で会場を盛り上げました。ボーカルのマリコさんの歌声もソウルフルで、貫禄を見せつけていました。哀愁漂うブルースに、会場はしっとりうっとり。
「うないぐみ」
大トリは、沖縄では誰もが知る古謝美佐子さんが登場。女性4名のシンクロした歌声と演奏で伝統民謡を奏で、沖縄で開催されるフェスにぴったりのバンドでした。城壁を照らす幻想的な照明と、夜空に浮かぶ満月は、まさにファイナルにふさわしい演出でした。
最後は、出演者・来場者全員で「かちゃーしー」という沖縄伝統の踊りを楽しく踊り、幕を閉じました。
はじめての試みだった「Okinawa JAZZ Festival 2016」は、天候にも恵まれ、大人も子どもも良質な音楽と贅沢な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。また、音楽以外にもワークショップやライブペイントもあり、充実した一日を過ごすことができました。
主催側が来場者に寄り添うような暖かい雰囲気で、沖縄らしい時間を過ごすにはぴったりのイベント。来年の開催もすでに構想中ということなので、ジャズ好きの方、沖縄のまったりとした空気のなか音楽に浸りたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
また、RFAクリエイティブワークスは引き続き「RFA OKINAWA」を中心に、沖縄との関りを増やしていく予定です。
▲キッズランドでは、沖縄県の竹で作るシェイカーと、端材で作る木琴のワークショップを開催。
▲2人のアーティストによるライブペイント。
▲迷路では子どもたちがおおはしゃぎ。
▲ご当地グルメが来場者の食欲を満たしていました。
▽Okinawa JAZZ Festival 2016 公式サイト
http://www.okinawa-jazzfestival.com/
【お問い合わせ先】
RFA digital brains株式会社
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